アロマテラピー

近代アロマテラピーの歴史をひも解いていくと、アロマには香りで癒すだけではない、驚異のパワーが秘められていることに驚かれることと思います。ご興味のある方は是非ご覧下さいませ。

まず初めに、近代アロマテラピーの建設者と称される3人のそれぞれの業績を纏めてみました。

 

 

アロマテラピー/aroma therapieとはアロマ=芳香と、テラピー=療法を繋いだ造語で、芳香療法と言うことになり、英語読みでアロマセラピー/aroma therapyになります。読み方が違うだけのことです。

 

アロマテラピーには植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)を使います。精油は花・葉・樹皮・根・果実・種子・樹脂・茎などから抽出した天然純度100%ピュアなものを指します。

 

アロマテラピーが誕生したのはつい最近のことで、20世紀に入ってからになります。そこには近代アロマテラピー建設者と称される3人の人物がいます。一人目が、近代アロマテラピーの発展に最も大きく寄与した偉大な人物の一人、フランスの化学者で調香師でもあるルネ・モーリス・ガットホセ。父ルイや兄アベールらと共に香料店を経営していましたが、1910年アロマテラピーの発展に大きな意味を持つ有名な事故が起こります。作業室での爆発事故で、ガットホセは頭と手に大やけどを負い、ガス壊疽をおこした患部にラベンダーを塗ったところ非常に経過が良かったと言うことから、アロマテラピーと言う造語を彼が考案し、エッセンシャルオイルの研究に没頭していったそうです。1950年ガットホセはカサブランカで死去しますが、ガットホセ香料店はその後も発展を続け医療品や化粧品原料の研究開発を行う会社として現在もフランスに存在しています。

 

 

二人目が、フランスの軍医であったジャン・バルネ博士で、医師の立場からエセンシャルオイル/精油を医療現場に初めて本格的に導入し、1950年から3年間程、インドシナ戦争に赴き、ラベンダーやティーツリーなどのエッセンシャルオイル/精油を負傷した兵士に使用、治療に当たります。そして精神を病んでいる患者にもエッセンシャルオイル/精油がいかに効果を発揮したかを発表し、1953年からは、陸軍長官の外科担当主治医という重責を担い、フランスの最高勲章のレジオンドヌール勲章を授与されます。

 

こうしたことから、フランスでのアロマテラピーはエッセンシャルオイルの薬理作用を重視するメディカル・アロマテラピーとして発展していきます。フランスの影響を受けた近隣のドイツ、ベルギーでも医師、薬剤師によるメディカル・アロマテラピーが普及、発展します。こうした国々では時にエッセンシャルオイル(精油)の内服や粘膜投与が医師の指導の元で行われます。

 

これとは対照的にイギリスでは、アロマテラピーを用いて心と身体のバランス全体を整え、私達の持つ自然治癒力を高めようと言う、ホリスティック(全体的)なアプローチがとられ、この考え方はホリスティックアロマセラピーと呼ばれるようになりました。ここで最後に登場するのが、アロマテラピートリートメント創始者、マルグリット・モーリー女史です。彼女は精油を希釈し、個別処方でマッサージを行う手法を確立させていきます。彼女は1960年代初めロンドンにアロマセラピー・クリニックを開業しました。当初はビューティーセラピーに近いものでしたが、快眠・痛みの緩和・精神状態の安定など健康全般の有効な効果を報告しています。まさに真のヒーリング手法の重要なカギを見出していきました。彼女の研究は英国における近代アロマセラピーの基礎となっています。尚、モーリー女史著書「生命と若さのの秘密」により、美容分野の賞でもある「シデスコ賞」も受賞しています。日本のアロマセラピストが行っている基本的施術の多くは、モーリー女史からの流れをお継承しており、日本のアロマテラピーはその導入、発展の経緯からどちらかと言うとイギリスの影響をより強く受けてると言えます。

 

当サロンでは英国式ホリスティック・アロマセラピーにメディカル・アロマセラピーの精油の薬理作用を取り入れ、ただ良い香りで癒すだけではない、ワンランク上のサロンを目指しています。

ただ日本では、精油は雑貨扱いになります。また、アロマセラピーは医療ではありません。ご理解の程宜しくお願い致します。